国内債券の投資信託を預金代わりに使う


近未来に使う予定のお金、ってありますよね。たとえば車の購入資金(田舎では必須!)。子供の教育費。そして、ボーナスからローン返済や資産形成を除いた、次回のボーナスまでの間に支出する予定の取り分け資金など。こうした近未来に使うお金は普通、銀行の普通預金に預けておくと思います。こうしたお金をリスク資産に充てるわけにはいきません。ですが、パパはこうした資金を国内債券の投資信託に投資して、預金代わりに使っています。国内債券型の投信はリターン約2%でコンスタントに上昇しており、2008年や2010年に暴落したケースでも、せいぜいマイナス約2%です。リスク資産ではあるものの、株式や外国債券と違って、かなり安定的に運用できるんですね。一方、米国債券ファンドは、現地の米ドルで見ても、上下変動が日本債券よりずっと大きいですから、それと比べて日本債券ファンドの安定度合いは素晴らしい。

中でも、信託報酬がたった0.17%の「三井住友・日本債券インデックス・ファンド」が秀逸です。このファンド、コスト差し引き前のリターンで比べても、信託報酬がより高い他のファンドより、リターンが良いんですね。さすがDC(確定拠出年金)向けファンドだけのことはあります。よくぞ一般向けに公開して下さいました。

注意点としては、投資信託ですので、引き出すのにちょっと時間がかかります。あらかじめ予定した出費のためでないと降ろしにくい!という、浪費を防ぐメリットとも言えます。NISA枠が余っていればNISA口座を使ってもいいでしょう。ただ、あえてNISA枠を消費しなくても、国内債券は他のアセットよりリターンが少ないですから、確定申告義務のない20万円以内にリターンが収まることも多いでしょう。この利点を活かすには、源泉徴収なしの特定口座にしておく必要があります。

注)医療控除など他の件で確定申告を行う場合は、投資信託の売買益が20万円以内であっても、申告書に書かなくてはなりません。

仮に、半期のボーナスが月給2ヶ月分入り、そのうち半分は返済やら長期貯蓄・投資にまわすとしましょう。そして、残り半分を半年かけて平均的に消費すると仮定します。すると、取り分け資金の年間平均残高は月給0.5ヶ月分です。これを国内債券ファンドに入れておくことにすれば、年間 0.5ヶ月 x 2% = 0.01ヶ月分のリターンになります。ちょっと無視はできないくらいの額になりますね。もちろん基準価額が下がることもありますが、構わず出し入れしていても、長期平均ではこれくらいのリターンが生まれるということです。

とはいえ、一応リスク資産ですので、運用は自己責任でお願いします。より安全志向の方は、MRFを活用するか、金利0.1%の楽天銀行を使うと良いでしょう(楽天証券とのマネーブリッジ設定が条件)。

      2016/06/17

 - お金の話, 投資信託