米国株の銘柄選び:ヘルスケアセクター(1)


こんにちは。いなぐらパパです。

米国株の銘柄選び、パパの場合(前篇)
米国株の銘柄選び、パパの場合(中篇)
米国株の銘柄選び、パパの場合(後篇)

で示した選択銘柄について、エネルギーセクター銘柄を

米国株の銘柄選び:エネルギーセクター(1)
米国株の銘柄選び:エネルギーセクター(2)

で説明しました。

今日はヘルスケアセクターです。中篇でセレクトした銘柄候補群のうち、ヘルスケアセクター銘柄をピックアップします。

ヘルスケアセクター銘柄候補
 銘柄  BRK
保有率
 広瀬氏
推奨
 PER  ROE 営業CF 配当  総合年率
リターン
(10年)
右肩
上り
>純利益 マージン 配当率 連続増
配年数
増配率
(10年)
DVA 2.2% 33.8 5.4% 11.3% - - - 10.1%
JNJ 0.03% 20.1 21.9% 27.5% 2.60% 53年 9.7% 9.3%
NVS - 26.7 24.1% 23.6% 3.31% 9年 - 6.1%
BAX - 6.4 11.4% 16.6% 1.11% 0年 - 9.1%
BDX - 44.5 11.4% 16.8% 1.50% 43年 12.8% 11.3%
AMGN - 15.8 25.8% 42.5% 2.48% 6年 - 11.3%
BIIB - 16.3 35.2% 39.9% 0.00% - - 19.9%
NVO - 26.4 76.2% 35.5% 1.76% 15年 25.9% 25.9%
GILD - 7.1 107% 63.5% 2.17% 1年 - 22.1%
STJ - 30.7 21.4% 18.8% 1.54% 5年 - 8.3%
TMO - 30.0 9.4% 16.6% 0.39% 0年 - 14.5%
SYK - 26.2 16.8% 9.0% 1.24% 6年 - 10.8%

結論としては、後篇に書いたように、ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)とノボ・ノルディスク(NVO)を選びました。その理由を説明します。

バフェット銘柄の検討

バフェット銘柄(バークシャー・ハサウェイ上位10銘柄)からは、ダビータ・ヘルスケア・パートナーズ(DVA)があります。パパはDVAを選択しないこととしました。いくつか理由があります。

まず、DVAは外来患者向けの透析センターを運営する会社ですが、アメリカ国内がほとんどで、日本では全く馴染みがないからです。パパのポートフォリオでは、すでにエネルギーセクターから、フィリップス66(PSX)とシェブロン(CVX)を選んでいます。PSXは石油精製およびアメリカでガソリンスタンドを経営しますが、日本では馴染みがありません。CVXはエンジンオイルを日本で販売していますが、エクソン・モービル(XOM)に比べると親しみがありません。

日本で馴染みがなくても、投資する価値があれば問題ありませんが、かといって、そのような銘柄が多くなるのは避けたいと思いました。逆に、コカ・コーラ(KO)やマクドナルド(MCD)は、どんな商品を出しているか、評判はどうか、日本に居ながら肌感覚で知ることができます。アルトリア・グループ(MO)も、主力のタバコ商品「マールボロ」が、自分の周囲でどれくらい人気があるか、感じることができます。(日本で販売しているのはスピンオフしたフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の方ですが。)

こういうのは、とても大事なことです。実際、DVAについての情報は日本のウェブ上ではほとんど見当たらず、他の方の意見を参考にするのも難しくなります。

もう1つの理由は、バフェット銘柄からの選択にあたっては、自分で良く理解できる銘柄を厳選したいからです。実際、バフェット銘柄だからといって必ずしも、営業キャッシュフローや配当の状況が良いワケでもありません。むしろ、今は良くなくても、今後良くなるだろう価値を見ているのかもしれません。パパはプロ投資家ではないので、自分の決めた基準で簡単に判断できない銘柄は避けることにしています。

また、バフェット銘柄ばかりを取り込んでいくと、何のために個別銘柄投資を選択しているのか分かりません。それならバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)を買えばいいことです。BRK.Bの価値には、完全買収された非公開株の成分も大きいですが、それでもBRK.Bの株価が、主要公開株の動きと良く連動していることは既に示しました。(この時の計算はとてもラフなので断定はできません。改版を出したいのですが、まだできておらず・・orz)

つづく

      2016/07/29

 - 米国株