セゾン投信が楽天証券から個人型DC


こんにちは。いなぐらパパです。

9月8日、セゾン投信が楽天証券から個人型確定拠出年金(個人型DC、あるいは日本版401k)商品を提供することを発表しました。これは、とても大きな意味があります。

直販のみの方針を転換

まず、セゾン投信は設立以来、直販のみで投資信託商品を販売してきました。その路線を転換するということになるのです。セゾン投信は確かに、商品は2本だけに限られており、セゾン投信だけで資産運用を完結させるのは無理があります。もちろん、完結させている方もあると思います。が、セゾン投信と他の証券会社を組み合わせて利用している人が、多いのではないでしょうか。さらに、NISA口座は1つの証券会社(または銀行)でしか開設できないことから、セゾン投信が3大ネット証券から、投信を販売してくれたらいいのに、というニーズはたくさんあると思います。

そんな中、セゾン投信が楽天証券から商品販売するというニュース。待ってました!という人も多いですよね。ただ、今回は個人型DC口座のみでの販売となります。楽天証券は9月下旬から、個人型DCの取り扱いを始めます。ここに乗っかったということでしょう。

個人型DCは一大市場を形成しつつある

次に、なぜ通常の証券口座やNISA口座ではなく、個人型DC口座のみなのでしょう。おそらくセゾン投信としては、従来の直販体制を継続したいのでしょう。しかし、個人型DCを始めるには、手間やコストもかかることでしょう。実際、3大ネット証券でも、DC口座を扱っているのは、SBI証券のみであり、楽天が加わってようやく2社です。新規に取り扱いを始める楽天証券と手を組むのが、戦略としてベストと考えたのでしょう。

そして、ここが重要ですが、そこまでして個人型DCに参戦したいということです。2017年から公務員と主婦も個人型DCの対象者となり、これで全ての国民が加入できるようになります。新たな対象者は1,300万人以上にもなり、個人型DCは一大市場を形成することになるのです。これを見逃すことはできないと、セゾン投資も考えたことでしょう。

まとめ

これからどんどん、個人型DC戦略を進める証券会社が増えてくるでしょう。顧客の奪い合いが激化することが予想されます。そんな中、自分は個人型DCを利用するのかしないのか、利用するとしたらどの程度の金額で、どのようなポートフォリオを組むのか、しっかり考えておきましょうね。ちなみにパパは、投資信託というカテゴリーの中では、セゾン投信の「セゾン資産形成の達人ファンド」が最強と思っています

さて、今のところ、誰もが個人型DCを歓迎し、乗らなきゃソンソンというムードを感じますが、パパはそういうムードのときは、かえって一歩引いて見てしまいます。そして実際、個人型DCはそんなに美味しいもんじゃない、という話も、別の記事で話したいと思います。

ではまた、ごきげんよう。

      2016/09/12

 - 投資信託