不動産には保険をかける。自動車にも保険をかける。でも投資信託や株式投資には保険をかけない人たち。


こんにちは。いなぐらパパです。

今日のタイトルは保険です。

自宅を保有したり、不動産投資をする場合、万が一にも火災や地震で不動産が損壊したら、たいへんな損失ですので、必ず保険に入ります。自動車を保有すると、自賠責は義務ですが、良識ある人なら任意保険にも加入するでしょう。自分の車の損害だけでなく、万が一にも、他人や他人の持ち物に損害を与えてしまったら、とても自分の資産や給料では、取り返しがつかない場合もあります。だから、こうした万が一の損害を想定して、必ず保険に加入するはずです。

でも、投資信託や株式投資の損失に対して、保険に加入する人はほとんどいないでしょう。

え、そんな保険がそもそもあるのかって?

あります。いわゆるオプション投資と呼ばれるものの中には、こうした保険の役割を果たせるものがあります。

オプションのプットを保険として買う

オプションとは、株式を売ったり買ったりする「権利」を、売り買いするものです。取引には4種類あります。

  • 「ある株式を、特定の期日までに特定の価格で、買う(コール)権利」を買う
  • 「ある株式を、特定の期日までに特定の価格で、買う(コール)権利」を売る
  • 「ある株式を、特定の期日までに特定の価格で、売る(プット)権利」を買う
  • 「ある株式を、特定の期日までに特定の価格で、売る(プット)権利」を買う

このうち、保険として良く用いられるのは、「プットを買う」というものです。

ある株式を、株価が上がることを期待して購入し、あわせて「プットを買って」おきます。

ところが、株価が下落しました。そして、買っておいたプットに書かれた「特定の価格」を割り込んでしまったら、あなたはその「特定の価格」で、持ち株を売ることが出来るのです。したがって、どれだけ株価が下落しても、「特定の価格」までの損失だけで済みます。損失の範囲をあらかじめ限定しておくことが出来るのです。

プットを保険として売る

ところで、自動車でも不動産でも、儲けているのは保険を買うほうでしょうか、売るほうでしょうか。

保険を買うほうは、何事もなければ保険は掛け捨てです。保険を実行する不幸な事態が生じた場合には、保険のお陰で、損失を限定することができます。でも、保険の権利を行使する機会は、無いほうが嬉しいものです。

一方、保険を売るほうは、商売として成り立っているのですから、当然儲かっているワケです。バフェットだって、保険会社を保有することにより、莫大な利益を得ています。

同じように、保険を売るのに相当する「プット売り」によって、利益を得るという方法があるんです。

ちなみに、パパはオプション投資はやったこと、ありませんけれども。やるとしたら、もっと資産が増えてからにします。十分な証拠金が必要ですから。皆さんも、興味の有る方は勉強してみてはいかがでしょうか。

※ロバート・キヨサキ氏の著書「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法(改訂版)」の第十七章『紙の資産のレバレッジ』にも、オプションを用いた株式の保険について、初歩的な知識が分かりやすく説明されています。この章だけを読むのではなく、最初から順に読んでいくことで、株式に保険をかけることの有用性がより深く理解できると思います!

      2016/10/18

 - 米国株