【米国株/日本株】ハロウィン・アノマリーは信じて良い?

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こんにちは。いなぐらパパです。

まだハロウィンも終わってないのに、先日は先走って「クリスマス・アノマリー」のお話をしました。

しかし、ハロウィンには「ハロウィン・アノマリー」というのもあるのですね。

もっとも、これはハロウィンの季節だけのアノマリーなのではなく、『10月末に株を買って4月末に売れば、いちばん値上がりする』という、半年に渡るアノマリーです。これは、「9〜10月の暴落」「クリスマス上昇」「年明け上昇」「5月からの下落」のアノマリーが合体したようなものです。

これも今回、検証してみました。1986〜2015年の30年間のNYダウ平均株価を元にしています。比較のため、「11〜4月」の間の値動きと、「5〜10月」の間の値動きを、比べることにしました。

まず、11〜4月の値動きです。

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たしかに、青線が示す30年間の平均的な値動きは、上昇を示していますね。

特筆すべきは、赤で塗りつぶした「標準偏差の範囲」です。これは、30年間のバラツキが、青線から平均的にどのくらい、離れているかを表しています。その下限が、180日目でちょうど、ほぼ0%になっています。つまり、平均的なバラツキの範囲は、全範囲がプラス・リターンになっているということです。

もっとも、NYダウは長期的には上昇し続けているので、これだけを見ても得るものはありません。そこで、ハロウィン・アノマリーとは反対の期間である、5〜10月を見てみましょう。

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なんと、平均的には、ほとんど値動き無し!という結果になりました。もっとも、標準偏差の範囲は±10%ありますし、最大の変動幅は±20%を超えています。

この結果をどう捉えればいいのでしょうか。やはり、10月末に買って4月末に売り、半年間休んでから、また10月末に買えば良い?

これには、次のようなデメリットがあります。

  • 市場から離れている間、その資金を銀行口座に入れているのでは、0%であることに変わりない。
  • 売買手数料のぶんだけ損してしまう。
  • NISAであれば、非課税枠を無駄に消耗してしまう。
  • 特定口座であれば、利益確定ごとに課税されるため、複利効果が低減してしまう。

対策はいくつか考えられます。

  • 売買手数料がかからないよう、「iFree NYダウ・インデックス」のような、ノーロードのインデックスファンドを利用する。
  • 5〜10月は、リターンが期待できる別な投資をする。短期売買とか、オプションとか。ただし、そのリターンが、課税のデメリットを上回らないと、意味がない。

うーん、面倒ですよね?

その上、その時ごとの相場を見ていたら、本当に10月末にザクっと買って、4月末にバシッと売れるのか。メンタルには難しいんじゃないかと思います。やっぱり、このアノマリーを積極的に活用しようという気には、なれませんね。

最後に、日経平均の場合です。ご参考まで。

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それでは、ごきげんよう!

   

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