投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016に投票しました

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こんにちは。いなぐらパパです。

今日、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016」に投票しました。

パパが選んだのは、「Vanguard Total Stock Market ETF」(VTI)と、「セゾン資産形成の達人ファンド」(以下、セゾン達人F)です。

この投票では、1人が5ポイントを持ち、この5ポイントを1つから5つまでのファンドに振り分けます。パパはVTIに3点、セゾン達人Fに2点を投じました。

投票内容を公開する必要はないのですが、せっかくですので、投票時に書いたコメントを公開しておきます。

VTIへの投票コメント

インデックス投資といえば、世界分散が注目されますが、これには同意しかねます。米国のインフレ調整後のリターンは、長期的にはどの時期を取ってもほぼ7%で一定しており、かつ他の地域より抜きん出ています。日本のバブル期のように、一時的にリターンの高かったケースはありますが、長期平均すると、結局、米国が一番なのです。

新興国市場は今後の発展が魅力かもしれませんが、現時点では中国がリスクの中心にいます。また、将来に新興国が大きく経済発展しても、株式リターンが大きくなるとは限らない、いわゆる成長の罠があります。新興国が発展すると、実際にはおそらく、世界規模で事業展開している米国の大型安定株が伸びるのです。

このような観点から、米国の市場平均に投資できるインデックスファンドが重要な選択肢になります。有名なのはSPYですが、これがベストだとは思いません。投票者は米国個別株投資を実践していますが、個別株であれば、連続増配の優秀な8〜16株程度に絞るほうが、安定かつ高いリターンを期待できます。

すると、SPYは500銘柄にも分散していて、分散しすぎなのです。ではダウ30銘柄ならどうかというと、変化の大きいIT銘柄が大きな割合を占めていて、やはり魅力がありません。

そこで、インデックス投資という範疇の中では、集中投資型を諦めることにすると、むしろ小型株効果に期待して、米国市場全体に分散してしまったほうが良いのです。

そこで選んだのがVTI。大・中・小型の約3,700銘柄に分散されており、バンガード社の特徴である低い経費率は実に0.05%。素晴らしいETFであり、もっと多くの人に知ってもらいたい銘柄です。

SPYとの比較で言うと、過去15年間(ITバブル崩壊の末期やリーマン・ショックを含む期間)のリターンが、SPYは+160%であるのに対し、VTIは+190%です。経費率はSPYが0.09%に対し、VTIは先述のように0.05%です。SPYも素晴らしいですが、VTIはそれ以上に優れたETFであると言えるでしょう。

セゾン資産形成の達人ファンドへの投票コメント

世界分散は正直言うと私の投資方針には合いません。しかし、必ずしもベストパフォーマンスを追究するのではなく、そこそこのリスクでそこそこのリターンを得たいと考え、また手間も最小限にしたいというのであれば、迷わずこのファンドを勧めます。

アクティブファインドであり、1.35%という信託報酬が高いと感じる方も多いでしょう。しかし、信託報酬を差引いた実質リターンはVTと同程度か、むしろ若干良いくらいです。また、リーマン・ショックの時期には、VTよりも下落幅をかなり小さく抑えることに成功しています。

インデックスと同程度というのであれば、アクティブ投資する意味がないと思われるかもしれません。しかし、アクティブファンドの過半は、長期的にはインデックスファンドに勝てない、という事実を前にすると、インデックスより若干良いくらいのセゾン資産形成の達人ファンドは、秀逸なのではないかと思います。

VTだと外国株口座が必要ですし、手動で積み立てなくてはなりません。セゾン資産形成の達人ファンドなら、VTと同等(かつ不況期にはむしろ強い)ファンドに毎月自動で積み立てることができます。このたび、個人型DCの対象になったことも、大きなメリットとなるでしょう。

まとめ

コメント長すぎたかな・・。発表は1月とのこと。楽しみです。

ではまた、ごきげんよう。

      2017/03/16

 - 投資信託