仮想通貨やめました。

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こんにちは。いなぐらパパです。

10月に始めた仮想通貨投資。そのポートフォリオは「パパのポートフォリオ2017年11月末」でもお伝えしました。

が、「仮想通貨始めました」の記事もまだ書いてないのに、いきなり、辞めました宣言です。

理由は3つあります。

理由その1.長く続けられる投資ではないから。

パパが現在行っている他の投資は、不動産、米国株、VIX関連指数ETN、の3種類です。これらはいずれも、長期的に続けていくことが可能な投資です。いずれも確立された手法があり、何十年も続けられると期待できる投資法です。

ところが、仮想通貨が今の形のまま何年も上げ相場を続けられるとは思えず、近い将来のどこかで、大暴落を迎えるだろうことは、多くの人々の共通認識かと思います。ここで言う大暴落というのは、今月に見られたマイナス30〜40%といった「リーマンショック級」のレベルではなく、本当にコインがほぼ無価値になってしまうような、仮想通貨投機の「終焉」です。

それでも、今はまだ新規参入者が相次いでおり、新たな仮想通貨ビジネスがどんどん誕生していることから、もうしばらくは今のウハウハ相場が続いていくのだろうと思います。

しかし、暴落するその直前に、首尾よく逃げられる人は、おそらくほとんど居ないと思います。ほとんど誰も撤収してないからこそ、暴落前夜まで高騰し続けるのであり、そして、皆が一斉に出口に殺到するからこそ、大暴落するのですから。

もし仮に「マイナス99%」みたいな、前例の無い大暴落が起こる時というのは、買い手がほとんど居ないワケですから、売り手はいつまでも売却できないまま、資産が時々刻々とゼロに向かっていくのを、絶望の面持ちで眺めることになります。(まあ、売りポジションでボロ儲けしようという投機筋は買ってくれるでしょうけど。)

仮想通貨はレバレッジ取引も活発に行われているし、一方でサーキットブレーカーの無い取引所がほとんどなので、大暴落から逃げるのは至難のワザになるでしょう。

結局、大暴落の直前にその情報をキャッチし、逃げ切れたごく一部の人だけが助かるのです。情報がまだごく一部の人にしか漏れてないからこそ、その時点では暴落していないのであり、パパはその「ごく一部の人」になれる自信は、全くありません。

理由その2.価格変動に付き合うのに疲れたから。

仮想通貨は価格変動が大きいので、常に相場が気になってしまいます。少なくとも1日に1度は保有銘柄の価格をチェックして、資産の評価額をエクセルで計算していました。それだけなら大した負担ではないのです。

ところが、幸か不幸か、仮想通貨は24時間365日で取引が行われているので、心やすまる時がありません。ちょっと休憩したり移動のときなど、すぐ気になってチェックしている自分が居ました。これでは仕事もプライベートも、本来やるべき事に集中できません。

そのあたりをビシッとコントロールできる方はいいでしょうけど、パパはもう無理。

理由その3.ゼロサム・ゲームだから。

理由1,2は、もちろん仮想通貨を始めた当初から分かってはいました。でも、儲かる今のうちに資産を一気に増やしておいた方がいいと思い、ここ2ヶ月ほど続けてきました。

しかし、「今すぐ辞めよう」と決断したのは、この「理由3」に気づいたからなのです。

仮想通貨は、どんどん価格が上がり続けているのですから、誰もが簡単に利益を得られる投資だと思いますか?いえ、そうではありません。「いつか」遅かれ早かれ、大暴落とともに終焉を迎えるだろうと、多くの人が予測している以上、かなりの確度で、大損する人たちが大規模に発生すると思います。幸い大暴落を避けられたとしても、どこかの価格で安定的に推移することになるでしょう。そうでなければ、通貨としての実需が期待できません。

ということは、世界全体で「得した額」と「損した額」の総量は、同じになるのであり、FXと同じ「ゼロサム・ゲーム」になります。手数料を考慮すれば、「マイナスサム・ゲーム」です。

それを分かった上で、ゲームとして楽むことも可能ではあるでしょう。ですが、ゼロサム・ゲームっていうのは、負けた人の資金を巻き上げることで、はじめて利益を得るゲーム、です。他人を不幸が自分の利益、というゲームなんです。こういう、人を不幸にすることで得たお金というのは、長続きしない、というのがパパの考えです。だから辞めたんです。

この事は、かつて1週間だけFXをやった時に気づいていたのですが、すっかり忘れてしまっていました。仮想通貨のあまりの凄い利益率を前に、欲に目がくらんでいたと反省し、目が覚めました。

結局のところ、仮想通貨投機とは、最後に大暴落に巻き込まれて資産を失う大多数の人たちから、巻き上げた資産によって、自分だけは金持ちになる手法なんだ・・って思います。

不動産投資は正しくやれば、借主さんの生活を助け、幸せにできます。米国株投資は、経済の発展に寄与し、人々の生活が豊かになるのを助けます。VIX関連指数は、これを買う多くは機関投資家であり、米国株投資へのリスクヘッジ(保険みたいなもの)として使っているので、パパは保険を投資家に販売しているようなものです。微妙ですが、これも、米国株の仕組みの中で、経済発展に間接的に寄与していると考えられます。少なくとも、誰かを不幸にしている投資ではありません。

まとめ

以上3つの理由により、12月末のある日とつぜんに、仮想通貨を全部売却して、仮想通貨投機を辞めました。現在、仮想通貨の保有残高はゼロです。

不思議なことに、手放した通貨が直後から値段を上げていても、何とも思いません。むしろ、仮想通貨から解放されて、安寧な日々が訪れ、ほっとしました。特に、理由3に気づいてしまったので、「もし保有していれば何億円にもなったのに」というところまで、この後に仮想通貨が伸びていっても、まったく羨ましいと思わないでしょう。

パパは今後とも、人々の幸せに寄与できる投資を通じて、資産を増やしたいと思います。

では皆様、良いお年をお迎えください。

ごきげんよう。

      2018/02/21

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