20代から積立投資すると、こんなボーナスもあります
20代から積立投資を始めて、40代までにもし1〜2千万円ほど積み立てておくと、住宅ローンを借りるときも有利です。ここで、積み立てた手持ち資金で一括購入するのは避けます。それでは、せっかくの積立が振り出しに戻ってしまいます。積み立て資金のごく一部を頭金にするか、できれば財形貯蓄を利用して別途、頭金を用意するのが良いでしょう。
住宅ローンを組むとき、普通はローン金利の上昇をおそれて固定金利、あるいは最初の5年とか10年固定、という選択をすることが多いでしょう。ですが、資産があれば金利の安い変動金利を選びやすくなります。だって、もしローン金利が資産運用を上回るほどになってしまったら、資産からえいやっと一括返済してしまえばいいんですから。
もちろん、一括返済すれば積み立てはリセットですが、万一のための備えは出来ているという事です。実際には、大量の国債を抱えた我が国は、金利を大幅にあげることは、少なくともすぐには出来ません。結果として変動金利のほうが有利になる可能性が高いのですが、資産があれば迷うことなく、変動金利を選択できるんです。また、月たった1〜2万円の投資で老後を確立済みなので、多少の金利上昇に対しては、給与収入から十分対処できる余裕もあります。いいなー。
それから、余裕資金が1千万円あったら、保険に入る必要もないです。月に1万も2万も保険会社に寄付する払う必要がないので、もっと有意義なことにお金を使えますね。保険については、別の記事を用意したいと思います。
2016/06/17