【日本株】3days投資法を1週間試してみました(1)

こんにちは。いなぐらパパです。
先日紹介した3days投資法を、実際に先週1週間、試しておりました。先週は木曜が祝日だったので、実質4日間です。
成果発表
せっかくなので、結果を公表しますね。記録を兼ねて。損益は手数料や税金を引く前の額です。損益は税引き前の額です。手数料は差し引いてます。
コード | 銘柄 | 購入日 | 売却日 | 損益 |
2811 | カゴメ | 8/8 | 8/10 | +2,944円 |
4506 | 大日本住友製薬 | 8/8 | 8/9 | +4,244円 |
〃 | 〃 | 8/10 | 8/10 | +4,244円 |
ということで、初回は3戦3勝!見事なビギナーズラックです(笑)。
ところで、この投資法は、銘柄選びとAP/BP設定がキモになるはずなのですが「自分で決めてませんっ!」。
情報提供くださる方の有料メールマガジンにより、分析情報を得ています。そこで紹介された銘柄からピックアップして投資しました。そのような訳で、結果が出るまでブログに載せられませんでした。週末になると、その方のブログにも銘柄と損益が出るので、パパの結果を紹介しても問題ないでしょう。(直リンクは避けますが、情報サイトはグーグル検索上位にあるので、すぐ探せると思います)
良いと思うこと
この投資法の良いのは、何と言っても、1週間で利益確定できることです。各ポジションは3日以内に決済するのですが、複数ポジションがパラレルに走っているので、週末に戦績を取りまとめることになるでしょう。そういう意味で、全体としては1週間ごとの利益確定と考えています。
長期投資の場合だと、何年ものあいだ含み損を抱えることは珍しくありません。特に、米国株投資の場合には、(株価の損益)×(為替の損益)で効いてきます。実際、ここ数ヶ月の米国株の好調ぶりは、円高ですっかり打ち消されてしまいました。
いや、打ち消されただけ、まだましでしょう。リーマン・ショックの時には、株価下落と円高の、ダブルショックでやって来ましたから。しかも、ドル建てなら多くの優良銘柄は1〜2年で回復したのに、円高は4年も進行し続けました。円建てで回復するには、4〜5年を要してしまったのです。
今後も、円相場がどうなるかなんて、誰にも分かりません。2020年には1ドル60円台でもおかしくない、という人もいます。逆に、財政難に苦しむ日本は将来、急速なインフレが進むから、海外資産を持ってないと危険、という人もいます。結局のところ、もし円高が進んでもどこかで止まるので、米国株の上昇がいつかは円高を追い越していく・・と信じて投資するしかありません。
ですから、長期投資家は、5年から10年、あるいはそれ以上の時間スケールで投資する覚悟が必要です。数年くらい損失を抱えても、じっと耐えなくてはなりません。これは、資金に余裕のない人にとっては、辛いことです。だからこそ、長期投資は余裕資金で行わなくてはならないのです。
ところが一方、日本株を用いた3days投資法は、1週間ごとに利益確定できます。含み損をずっと抱えることは無いのです。もし連続して負けたときには、ちょっと落ち着いて一旦お休みし、戦略を立て直すこともできます。
イマイチだなと思うこと
メリットがある一方で、デメリットもあります。長くなりそうなので、次回に続きますね。
追記)成果発表の損益を、売買手数料を差し引いた表記に変更しました(2016.8.22)。
2016/09/04