軽量鉄骨の定義。耐用年数に要注意!!
こんにちは。いなぐらパパです。
昨日、RCの固定資産税について書きました。木造や軽量鉄骨造とも比較しました。
で、色々調べてたら、軽量鉄骨の法定耐用年数は3段階に分かれてます。
鉄骨造の法定耐用年数と固定資産税評価の経年(集合住宅の場合) | ||
骨格材の肉厚 | 法定耐用年数 | 固定資産税評価の経年 |
4mmを超える | 34年 | 40年 |
3mmを超え4mm以下 | 27年 | 30年 |
3mm以下 | 19年 | 20年 |
一般に「重量鉄骨造」とは、骨格材の肉厚が6mmを超える物を言います。6mm未満だと「軽量鉄骨造」です。
従って、重量鉄骨であれば、法定耐用年数は34年です。
しかし、軽量鉄骨の場合は、鉄骨の厚さによって、34年・27年・19年のどれかになります。
ただ、ハウスメーカーの規格物は、軽量鉄骨と言えば肉厚2.3mmになります。ですので法定耐用年数は「3mm以下」の欄の「19年」になります。
それ以外の場合、肉厚が何ミリなのか、しっかり確認した方が良いでしょうね。
でないと、収支シミュレーションで重要な要素になる減価償却の計算を、間違ってしまいます。
こういう嫌らしさがあるから、軽量鉄骨って好きになれませんね。
でも、上手くすると、いい物件を安く手にいれられるかもしれません。
例えば、肉厚が5mmくらいあって、融資年数を長く取れる。でも、軽量鉄骨だからと安く売られている物件を買えるとか。
そう考えていたら、軽鉄にちょっと興味が湧いてきました。