【映画】他人の金で稼ぐ!


こんにちは。いなぐらパパです。

今日は気分を変えて、映画の紹介です。

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アザー・ピープルズ・マネー [ ダニー・デビート ]
価格:3314円(税込、送料無料) (2016/8/1時点)

「アザー・ピープルズ・マネー」。英語の原題をカタカナ表記したタイトルです。翻訳者も和訳に困ったのでしょう。直訳すると「他人の金」ですからね。カタカナで正解だと思います(笑)。

舞台はニューイングランド電線株式会社、略してNE社という電線会社です。GEを彷彿とさせるような社名ですが、気のせいでしょうか。場所はコネチカット州。やっぱりGEだー!

しかし、NEはGEとは似ても似つかぬ田舎のボロ会社。そこへ乗り込んで来たのが、ダニー・デビートの扮する、投資会社のオーナーで乗っ取り屋のガーフィールド氏です。NE社を買収しにやって来たのです。

ここで、最初の名シーンが展開されます。ガーフィールドいわく、この会社は長年、株主に利益を還元しておらず、閉鎖に追い込まれるのは時間の問題だ。しかし、今なら会社の総資産は1株あたり25ドル、負債は無し。これに対して株価は10ドルだ。売るなら今しかない、と迫ります。簡素な説明ではありますが、いきなり投資のセオリーが展開されるのです。

そこへ、会社を救済するために呼ばれた美人弁護士。ガーフィールドとの間で、熾烈な駆け引きと、公開株の買い占め競争を展開します。憎めないキャラのガーフィールドは、美人弁護士に対して下ネタ連発で、すごいセクハラぶりですが、なんと本気で恋をしだすのです。でも恋と仕事は別。話はどんどん先へ進みます。

いつしか、お金にあけっぴろげな主人公よりも、一見まじめなNE社の経営陣のほうが、お金に無知であったり浅ましかったりする姿がさらけ出されます。まるで、ロバート・キヨサキ氏の金持ち父さんと貧乏父さんの対比のような構図です。

最後には、株主総会で会長とガーフィールドが論陣を張ります。ここが最大の見どころ。会長は聴衆の情に訴えかけ、一方、ブーイングの嵐に迎えられるガーフィールド。ところが、会長の論点の前提を見事に打ち砕き、前提から導かれる結論(株価は上がる)を完全否定します。見事なディベートです。その結果、迎える結末は・・・。

ぜひDVDをご覧ください。もうパパはこの映画大好きで、何回も見ました。最初に見たのは、何年も前の、投資のトの字もやってない頃でした。投資を始めてから最近、また見たのですが、以前とは見え方が全く異なります。金融リテラシーの有無で(と言ってもまだまだ不勉強ですが、それでも)ここまで世界の見え方が変わるのか。実に驚きました。

もうすぐお盆休みです。ぜひじっくり鑑賞してみませんか?

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ではまた、ごきげんよう。

      2016/08/05

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