【柔軟性】他の投資方法にも耳を傾ける
こんばんは。いなぐらパパです。
パパの現在のメインの投資は米国株です。おもいっきりブログタイトルに反しています(笑)。
メインは米国株ですが、投資信託やETFも持ってます。そして、日本株の短期投資やFX、不動産なども目下、勉強しているのです。
不思議だなと思うのは、例えば株式投資をやってる人は、ほぼ必ずと言っていいほど、不動産投資を馬鹿にします。あんな利回りの悪い投資なんて。あるいは、ローン組んでまで投資するなんて。あるいは、あんな流動性の悪いものを何千万円もかけて所有するなんて。
一方、不動産投資をする人は、株式投資を馬鹿にしています。あれは投資ではない、投機だと。株式投資で散々な目に合ってから、不動産へ移っていった人も多いです。だからでしょうか、株式投資を目の敵のように恨んでいます。
長期投資家は短期投資家を投機的だと馬鹿にし、短期投資家は長期投資家を草食系と馬鹿にします。インデックス投資家とアクティブ投資家の間にも、同様の壁があります。
このような独善的な考え方は、視野を狭めます。パパは、どの投資法がベストということは言えないと思うのです。言えるのは、現在の自分にとってベストかどうかです。
現在の自分1つとっても、何か1つの投資法がベストとは限りません。たとえば、少ない資金を、値動きの粗い日本小型株やFXを使って、まずはえいやっと増やし、それを不動産投資でレバレッジを効かせて運用し、家賃から得た利益の一部を、長期投資対象として米国株購入に充てる・・。こういう、複合的なシナリオだってあるんです。
答えは1つしかない。自分のやり方がベスト。そう決めてしまうと、将来の可能性を著しく狭めます。そうではなく、常に、もっと良いやり方があるかもしれない。あの人の言うことは、もしかすると一理あるかもしれない。そうやって常にアンテナを張り、情報収集し、勉強する。そういう姿勢が大事なのではないでしょうか。
個々の投資家が置かれた状況は千差万別です。現在の年齢(つまり定年までの投資時間)や職業と年収。伴侶の有無や子供の有無、両親の介護の有無など、家族の状況。将来の夢や目標。健康状態。現在の資産と負債。これまでに積み重ねた金融リテラシーのレベル。投資の経験。
個々の状況に応じて、ベストな手法は異なると思います。そして、何がベストかは、本人が決めることです。コンサルタントに意見を求めるのは結構ですが、コンサルタントは決めてくれません。いや、決めさせてはいけません。決めるのは自分なのですから。
ブレてはいけませんが、かといって、固定的になることはチャンスを逃しかねません。どんな投資法にもメリットとデメリットがあります。常に勉強しつづけ、柔軟に対応する。パパがそれを出来てるとは言いませんが、皆さんと一緒に、これからも勉強し続けていきたいと思います。
今日は情報提供ではなく、ちょっと心境を語ってみました。
それでは、おやすみなさい。ごきげんよう。
2016/07/29