セゾン投信のファンドを購入するおすすめの証券会社・銀行
こんにちは。いなぐらパパです。
セゾン投信は、世界中の株式と債券に分散投資できる「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と、世界中の株式のみに分散投資する「セゾン資産形成の達人ファンド」の2本だけに割り切った、人気の投信会社です。
以前は、これら2本のファンドはいずれも、セゾン投信からの直販しかありませんでした。
しかし、2017年に iDeCo の対象者が公務員や主婦・主夫にも拡大され、2018年につみたてNISAが始まる中で、楽天証券やSBI証券、各地方銀行などが、続々とセゾン投信のファンドを発売するようになりました。
そこで、セゾン投信のファンドをどこで買えるのか、整理してみました。
セゾン投信のファンドを購入できる金融機関の一覧
特定口座 | NISA | ジュニアNISA | つみたてNISA | iDeCo | |
セゾン投信 | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ |
ゆうちょ銀行 | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ |
楽天証券 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ○ |
SBI証券 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ○ |
tsumiki証券 | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ |
福岡銀行 (*1) | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ○ (*1) |
横浜銀行 | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ |
足利銀行 | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ |
*1) 同じ福岡フィナンシャル・グループの熊本銀行と親和銀行でもセゾン投信を取り扱っていますが、iDeCoには対応せず、つみたてNISAのみのようです。
一般口座はあまり使わないと思うので、省きました。
セゾン投信とゆうちょ銀行では、「iDeCo 以外」のすべての口座タイプに対応している事が分かります。(セゾン投信は2014年から、日本郵便と資本・業務提携しています。)
一方、大手ネット証券でセゾン投信の取扱いがあるのは、楽天証券とSBI証券の2社です。どちらもiDeCoのみの取扱いとなっています。
tsumiki証券は、基本はつみたてNISAのみというポリシーなのですが、つみたてNISAの上限額を超えた場合などを想定して、特定口座でも購入できるようになっています。
地銀は基本的に、つみたてNISAやiDeCoといった「未来に備える」系のみに対応しているようです。ただ、銀行によって違いがあり、福岡銀行では、つみたてNISAとiDeCoの扱いがあるのに対し、横浜銀行や足利銀行はつみたてNISAのみでした。
セゾン投信のファンドを買うオススメ金融機関はここだ!
では、セゾン投信のファンドを買うための、パパのオススメ金融機関を紹介します!
iDeCo口座のオススメ No.1「楽天証券」
iDeCoでセゾン投信のファンドを買えるのは、楽天証券、SBI証券、福岡銀行です。
まず、手数料を比較してみましょう。
楽天証券 | SBI証券 | 福岡銀行 | ||
開設時 | 国民年金基金連合会 | 2,777円 | 2,777円 | 2,777円 |
月々 | 国民年金基金連合会 | 103円 | 103円 | 103円 |
運営管理手数料 | 0円 | 0円 | 303円 | |
信託銀行 | 64円 | 64円 | 64円 | |
合計 | 167円 | 167円 | 470円 |
(消費税8%込)
手数料はどうしても、大手ネット証券の勝ちですね。月々の固定費の差は大きいですから、ここでは、楽天証券またはSBI証券が候補になるでしょう。
楽天証券のメリットは、
- ウェブサイトが分かりやすい。スマホにも良く対応できてる。
(SBI証券はスマホで見づらい) - 通常口座とiDeCo口座が同一のサイト内にまとまっていて使いやすい。
(SBI証券は、iDeCo用の別サイトに飛ぶ)
一方、SBI証券のメリットは、
- iDeCoでの取扱いファンドが83本と豊富。
(楽天証券は31本)
です。
SBI証券でしか扱っていないファンドが、どうしても必要であれば、SBI証券を選ぶと良いでしょう。楽天証券で十分に必要なポートフォリオを組めるのでれば、使い勝手の良さから、楽天証券をオススメします。
そこで、楽天証券のiDeCo口座を、ランキング No.1 に指名させていただきました。
つみたてNISA口座のオススメ No.1「セゾン投信」直販
つみたてNISA用のセゾン投信ファンドは、セゾン投信の直販のほか、ゆうちょ銀行、tsumiki証券、および、複数の地銀で取扱いがあります。
どれを選ぶかは、その金融機関で他にどんなファンド商品を揃えてるかで、決めることが多いかと思います。
ですが、パパはあえて、セゾン投信の2本以外には選べない、セゾン投信からの直販を、ランキングNo.1にしました。
理由は2つあります。
まず、そもそもセゾン投信の商品は、「キホン、これだけで十分に分散投資できているので、お客さんはこの2本のうちどちらかを(あるいは両方をバランス良く)買えば十分ですよ」という商品です。素人考えで他のファンドと組み合わせない方が、長期投資を乗り切るには良いと思います。
次に、そもそも、つみたてNISAを始めるに当たっては、10年以上の長期投資を考えていると思います。であれば、十分な時間分散が効いているので、いくつものファンドを組み合わせたポートフォリオは必要ではありません。
これが、つみたてNISAはセゾン投信だけで十分と考える理由です。
ところが、長期投資している間には、いろいろと中途半端な知恵がついて、ポートフォリオを再設計してみたくなるものです。うっかり目移りしないよう、セゾン投信の直販がオススメです!
特定口座のオススメ No.1「ゆうちょ銀行」
こちらも、他のファンドと組み合わせたいのであれば、それによって選択肢は変わります。
国内株式ファンドと組み合わせて、国内比率を高めたいのであれば、「ひふみプラス」や「コモンズ30ファンド」が選べる tsumiki証券が候補になるでしょう。
また、利回り2%程度ながら安定している国内債券インデックスファンドとの、組み合わせポートフォリオを構築したいのであれば、ゆうちょ銀行がベストです。「eMAXIS 国内債券インデックス」があります。ゆうちょ銀行では、特定口座なら多数の選択肢があるものの、セゾン投信と組み合わせる価値のあるファンドは、パパ的には、この「eMAXIS 国内債券インデックス」しか無いと思います。
パパ的には、もしあえて他と組み合わせるのであれば、「セゾン資産形成の達人」+「国内債券インデックス」がオススメなので、ここではゆうちょ銀行をランキング No.1 にしました。
以上、口座開設の参考にして下さい。
ごきげんよう。
2023/05/29